• 2020.12.28
日本初!「わりかん保険」、実証実験終了後も販売を継続できる見込みとなり本格展開を開始予定 ー今後は事業会社、保険会社との提携を強化ー

Insurtech(インシュアテック)をリードする保険スタートアップjustInCase(以下、「JIC」)とjustInCaseTechnologies(以下、「JICT」)は、「助けられ、助ける喜びを、すべての人へ。」をビジョンとする会社です。 JICは、2019年7月5日に取得した規制のサンドボックス制度認定に基づき、日本初となるP2P保険(以下、「わりかん保険」)を2020年1月28日から販売開始しました。実証実験期間中、保険テック会社であるJICTのシステム面におけるサポートの下「わりかん保険」を運営して参りましたが、今般、本保険を運営するにあたり特段の問題が認められなかったことにより、実証実験終了後も販売を継続できる見込みとなりました。 これまで、3,047名のご契約者様に「わりかん保険」(https://p2p-cancer.justincase.jp/)にご加入いただき、6名の方に保険金をお届けしました。その中で、がんに罹患された方、もしくはお亡くなりになられた方のご遺族に対し、各年齢グループに属する契約者様からわりかんした保険料をお納めいただきました。また、がんに罹患された方に対し、年齢グループに関わらず多くの契約者様から心温まる応援メッセージを頂戴しました。保険料と保険金のやりとりだけでなく、保険加入者同士で「助け合うこと」「応援し合うこと」を大切にするコミュニティが形成される結果となりました。

ご契約者様からの応援メッセージ例

不安定な情勢の中、私たちが忘れかけていた「助け合い」がたくさん蘇り「意志のある消費」が広がってきています。この度「わりかん保険」の販売継続ができる見込みとなったことで、JICおよびJICTの創業当初より掲げる想いが大きな自信となりました。「助け合い」の原点である「温かいサービス=保険」を、本来の血の通ったインタラクティブなサービスに蘇らせることで、より一層「意志のある消費」を広められるよう決意を新たにしてまいります。 「わりかん保険」は、保険テック会社であるJICTの提供するシステムと、JICの商品開発力により成し遂げられた商品です。実証実験が正式に終了する2021年1月31日以降は、以下2点を強化してまいります。

①事業会社様とのお取り組み

JICは、このようなコミュニティ性を生かし、既存の会員組織やコミュニティ向けに、その所属メンバー同士が助け合うような「わりかん保険」を推進します。

②保険会社様とのお取り組み

JICTは、保険会社様向けに「P2P保険開発コンサルティング」および「P2P保険SaaSシステムの開発」をご提供してまいります。「P2P保険開発コンサルティング」では、P2P保険の開発・運営に関するノウハウをもとに、今後の貴社におけるP2P保険開発をサポートいたします。また、貴社にてP2P保険を販売するために必要な「P2P保険SaaSシステム」として「保険加入システム」「保険金発生時の保険料収受システム」「顧客管理システム」等のシステムをご提供します。 このような取り組みにご興味のある企業様は、以下のフォームよりご連絡をお待ちしております。 http://urx.space/B61w

わりかん保険について

https://p2p-cancer.justincase.jp/ 「わりかん保険」とは、保険契約者同士がリスクをシェアし、もしものことが起きた際に助け合う仕組みを実現するものです。

特徴

・「低価格」 IT技術を利用した助け合いの実現により低価格を実現。

・「保険料後払い」 保険料は、毎月契約者全体の保険金の合計金額を算出し、その時点での契約者数で割った金額に、一定の管理費を上乗せした金額が、後払い保険料となる。

・「透明性・合理性」 保険料の使途が明確で、契約者数に応じた管理費を開示。契約者間で保険料をシェアする、合理的な保険のシェアリングエコノミー。

・「助け合いの見える化」 自分の支払った保険料が誰かのために使われる。保険料支払いでの助け合いはもちろん、応援メッセージによる「助け合い」が生まれるインタラクティブな新しい保険。