- 2021.09.29
「助けられ、助ける喜びを、すべての人へ。」をビジョンに掲げる株式会社justInCase(以下、「JIC」)と株式会社justInCaseTechnologies(以下、「JICT」)は、JIC・JICTが目指す保険の未来に関するホワイトペーパー『ITを中心とした保険の方向性を指し示すロードマップ』を公開しました。
【目次】
1.はじめに
2.保険と保険商品の未来
3.現状把握
4.ITインフラの進化の方向性
5.規制環境
6.SaaSとスタートアップ
7.ケーススタディ
【サマリー】
本ホワイトペーパーは、日本を含む保険大国における保険の発展、特にITを中心とした発展の方向性を指し示すロードマップである。社会が変化する中で、保険の価値は今後10年で大きく変容することが予測される。その変化に対し、保険事業者が対応するためにはどのような準備を行う必要があるのかを指し示すことが主たる目的である。
第2章(保険と保険商品の未来)では、次の10年で保険を取り巻く世界に何が起こると言われているのかを記述した。これらの多くはほとんどの識者やリーダーが確実に起こると考えていることである。実際にはこれ以外の変化が発生する可能性もあり、これらの変化がよりスピードアップし別の変化が発生することもあり得る。そしてこれらの環境変化により、保険商品はどのように変化していくのか(変化していく必要があるのか)についても述べる。
一方、第3章(現状把握)では、現在の保険会社における特にITを取り巻く体制が、第2章で述べられたような未来の変化に対応できるのかについて考察し、どこに問題があるのかを述べる。
第4章(ITインフラの進化の方向性)では、第3章で述べられた問題を今後5~10年のスパンでどのように解決すべきか、どのような選択肢があるのかについて述べる。
第5章(規制環境)では、これらの今後の変化について必要不可欠となる規制環境について述べる。
第6章(SaaSとスタートアップ)及び第七章(ケーススタディ)では、既存保険業界が変化していく際の一つの選択肢であるSaaSやStartupとの協業における考え方と実例を述べる。
【全文はこちら】
ホワイトペーパーは下記よりダウンロードいただけます。
https://justincase.jp/whitepaper/whitepaper20210929.pdf
【代表取締役 畑のコメント】
保険業界はレガシー化からの脱却を図り、DX化を進めようとしています。とりわけ、新型コロナ禍でそのスピードが想定よりも早くなり、さまざまな課題も見えてきました。このように社会が変化する中、ただDX化することだけでなく、保険自体が顧客に提供する価値も変わることが予想されます。保険事業者が大きな社会の変革に対応し、顧客と寄り添い、新しく価値を提供していくためにはどのような準備が必要なのか、海外事例などを研究することで指し示しました。
大企業の持つ歴史と圧倒的な信頼に、スタートアップ企業のIT技術や柔軟なアイデアが組み合わさることで、新しい価値観やライフスタイルに沿った保険の価値を提供できると信じています。
【会社概要】
会社名:株式会社justInCase
設立:2016年12月
少額短期保険業開業:2018年7月
代表者:代表取締役社長 畑 加寿也
所在地:東京都中央区日本橋茅場町1-8-1 茅場町一丁目平和ビル702
事業内容:少額短期保険業者
「助けられ、助ける喜びを、すべての人へ。」というビジョンを掲げ、テクノロジーで保険業を変革することを目指し、インシュアテック事業を展開。今までに存在しなかった保険商品をこれまでとは異なる販売方法で世に広め、これまでにない価値を提供する事で人々の生活をよりよく変えていきます。
https://justincase.jp/
株式会社justInCaseTechnologies
2019年、justInCaseTechnologiesは少額短期保険会社justInCaseへのシステム提供を開始しました。justInCaseは1年間で5つのデジタル完結型保険を世に送り出しています。また、同時に他社ポイントとクレカの併用決済を実現するなど、保険会社のデジタル領域でのチャレンジをシステム面で支えてきました。一方で、保険ビジネス全体においても、お客様接点のデジタル化はもちろん、保険事務の自動化・効率化のDXのニーズが高まっている背景があります。そこで、保険実務の専門家であるjustInCaseTechnologiesが黒子となり、これまでに蓄積したノウハウ、デジタル完結型保険を一気通貫で提供してきた経験やシステム設計を形にしたSaaS型保険システム「joinsure(ジョインシュア)」を開発、提供しています。https://justincase.jp/joinsure